2011年09月16日

いつも何度でも

820製作所の稽古場では毎回台本を使った稽古の前に、とあるゲームを行ってウォームアップを行う恒例の習慣がある。それは「つばめ」とて例外ではない。

しかし稽古開始直後はただのアップほどだったそのゲームだが、稽古が中盤に突入した現在、それはもはや「遊び」ではなく選手のプライドと国家の威信を懸けた大いなる「戦場」となる。

今年は例年になく波乱含みの大会であった。

優勝候補筆頭とされていたアーツヒ・ロ・ハータノ(イラン代表)、アシ・ベ(韓国代表)、カトー(カメルーン代表)が精彩を欠きまさかの初戦敗退。

かつて「4タイムス・チャンピオン」と畏れられたベテラン、サーサ・ササール(オランダ代表)は善戦むなしく3回戦敗退。「世代交代」という言葉がのしかかる。

主催者推薦枠のダークホース、日本代表の澤はコ・ウジ(台湾代表)と共闘戦線を張り一矢報いるも世界の壁を痛感した結果の準決勝敗退となる。

フランス代表のサクラーヌ・フミとアメリカの至宝と呼ばれるナイン・ナイスバディはイングランド代表の"暴走特急"、カズーキー・ヨシダックスのまさかのオウンゴールに巻き込まれ無念の敗退。特にフミの、主審に涙を流しながら再試合を訴える姿は今大会を象徴するシーンと言えるだろう。

そして決勝戦、残るはロシア代表ホラグーチン・カナエフと中国代表リョウ・チャン。今大会屈指の防御力を誇る二人である。

勝負は延長戦までもつれ込む接戦となるも、ほんのひとひらの集中力の差でリョウ・チャンが劇的逆転勝利。カナエフは試合終了直後にピッチに倒れ込んだ。

以下優勝者インタビュー:
「技術も経験も私はカナエフを始め他の選手達より優れているとは思わない。最後に勝敗を分けたのはやはり気迫だと思う。いかに日々を犠牲にし祖国に捧げてきたかの差だろう。しかし来大会のスタートはもう始まっている、次回は防衛王者として、今回よりも過酷な戦いが待ち受けているだろう。休暇?それはまだ先の話だろうな(笑)。」

大会を統括して解説のムラオカ越後氏は語る:
「チャンは今大会は運に助けられた部分が強いが、23年振りとなる完全試合をしたのは評価したい。しかし各選手の実力は均衡している。2連覇は至難の技だろう。加えて若手の台頭や今大会不参加を表明した選手も次回は出場する可能性が濃厚である、楽しみにしていたい。」


次回はどのようなドラマが待ち受けているのだろうか。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。


posted by 820製作所 at 01:18| Comment(1) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
りょうちゃん…暇なの(笑)?

こういうのもっと書いてほしい〜♪
Posted by ないん(大谷由梨佳)。 at 2011年09月17日 23:52
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。