2011年10月13日

おしまい!

賢一、

おまえに会えて良かったよ。
おまえになれて良かったよ。

おれはまた自分なりに歩いていくよ。


ありがとうな。またすぐな!


深い森の奥で、



また会おうぜベイベー!




おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 02:48| Comment(0) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

10.7

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じゅってんなな。なんかプロレスみたいだ。

とうとうこの日が、初日がきました。

いよいよ今夜から「つばめ/鳥を探す旅の終わり」お披露目です。

もう寝なきゃだけどなかなか寝付けません。きっとおれだけじゃないはず。




網の目破って逃げた鳥は今飛ぶ 原野まで

クモの巣揺らして敵蹴散らし さあ飛べ 原野まで

覗いた世界は最後の過去 さあ飛べ 原野まで



おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 01:51| Comment(0) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月29日

バミリをめぐる冒険

「おいおまえ、覚はどうした。まだ帰ってきてないのか。」

『あらあなた、おかえりなさい。覚はいま出かけてますよ。どうもこの間あたらしく部活動を始めたみたいで、それの道具を買うんだって』

「へえ、あいつがねえ。もうそんな歳か。」

『文房具やさんに行くんだーってはしゃいでましたよ。まだ子供ね、オホホ』

「文房具?なんだ?文科系の部活なのか?」

『なんでも立ち位置やサイズがどうのこうの。ビニールテープが必要だって。何て言ってましたっけね…、たしか、バミ、リ、とかなんとか。』

「…バミリ…、だと?」

『そう!バミリ!あなたご存知なの?なんだか以前はオリンピックでも正式種目だったらしいんだけど、あたし運動のことは全く分からなくって』

「…覚は何時ごろ出て行ったんだ?」

『もう30分くらい前には出てますからもうすぐ帰って来るんじゃないかしら。』

「ただーいまー!」

『噂をすれば!帰ってきましたよ。おかえりなさい、覚。ずいぶん選んでたのね。』

「うん!だって櫻岡先生すっげえ厳しいんだ!100均のビニテ持って行った大田ってやつなんかゲンコツ食らっちゃってさ!床に謝れって怒鳴られて!」

「…櫻岡…!?」

『ビニテ?』

「やだなあ母ちゃん!ビニールテープだよ!縮めてビニテ!」
『あらやだ。お母さん流行には疎くって。』

「老けちまうぜー!あはは」

『この子ったら!オホホ』

「覚」

「父ちゃん!おれ!バミリはじめるんだ!バミリで色んな人に足場を分からせるんだ!」

「覚!」

「(ビクッ)…どうしたんだよ、父ちゃん?」

「…俺みたいな目には合わせたくなかったからお前にはバミリのバの字も、ビニールテープも一切使わずすべてガムテープで代用していたのだが。これも血筋なのか。出会ってしまったんだな。バミリに。」

「と、父ちゃん…」

「その櫻岡という男は…、もしかして…、櫻岡・フミユキーヌという名前じゃないのか?」

「そ…そうだよ!なんかフランス人の血が入ってるって。眼力がハンパねえんだ」

「やはり奴が…」

「なんだよ!知り合いなのかよ!」

「フフフ。知り合いどころか…。親父を…、おまえのお爺ちゃんを殺した男だ。」

「…えっ?」

『あ、あなた。それってまさか…』

「伝えねばなるまい。やつとこの佐々木家との100年にわたる因縁を!」


※このくらいのテンションで稽古は終盤戦に突入しております。



おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 14:01| Comment(3) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

歩いて帰ろう

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稽古後に食べた鶏カツソース丼(大盛り)が意外にも我が胃袋の許容量を大幅に越えていたので、
今夜は少し遠回りして帰っています。

胃の消化活動も兼ねてますが、いちばんの目的は今日の稽古の自己反省。

あそこで目を逸らしちゃったなー、とか
あそこはもっと落ち着いた調子でな〜、とか
おれは人から刺激を貰えて、人に刺激を与えることが出来ているのだろうか、

などなど。

あんまり考え込んでしまってもしょうがないですけどね。

でもね、考えちゃう。男の子だもん。

しっかり振り返って、次回に備えます。



あー、圧倒的変態になりたいぜ!




おおたりょうじ

写真は、近所にあったイカした鋪道。
posted by 820製作所 at 00:39| Comment(0) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

はじめまして

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今日の稽古は照明の古川さん、音楽の加納さんが初参加、

くわえて音響の丸池さんと原さん、プロデューサーのあっかさんにも付いていただき、たくさんのスタッフさんに囲まれた1日でした!

スタッフさんが到着する直前の波田野氏と佐々木氏の「もてなそう!」という鶴の一声で急遽テーブルを来賓/審査員席風にアレンジ。

歓迎すると同時にプロ意識を促す。出演者陣にも緊張感を与える。まさに一石三鳥!

さすが「ハマの思いやり劇団」820製作所です。

おかげで今日の稽古はいつもより汗をかいてしまいましたぜ。

古川さん加納さん、改めてよろしくお願いします!!!




おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 00:03| Comment(0) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月20日

ダージリン急行に乗って

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稽古前のフリータイムにふらっと(フリーふらっと)

近くにあった喫茶店へ。

キリング・ミー・ソフトリーが流れている。

ダージリンティーにミルクを混ぜて飲んでいる。

こうゆう雰囲気は、好きだ。

さくらさんがデニス・ホッパーなら

おれはジャック・ニコルソンになりたいなあ、と思っていたりする。





ボーン・トゥ・ビー・ワイルド!!





おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 16:54| Comment(2) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月16日

いつも何度でも

820製作所の稽古場では毎回台本を使った稽古の前に、とあるゲームを行ってウォームアップを行う恒例の習慣がある。それは「つばめ」とて例外ではない。

しかし稽古開始直後はただのアップほどだったそのゲームだが、稽古が中盤に突入した現在、それはもはや「遊び」ではなく選手のプライドと国家の威信を懸けた大いなる「戦場」となる。

今年は例年になく波乱含みの大会であった。

優勝候補筆頭とされていたアーツヒ・ロ・ハータノ(イラン代表)、アシ・ベ(韓国代表)、カトー(カメルーン代表)が精彩を欠きまさかの初戦敗退。

かつて「4タイムス・チャンピオン」と畏れられたベテラン、サーサ・ササール(オランダ代表)は善戦むなしく3回戦敗退。「世代交代」という言葉がのしかかる。

主催者推薦枠のダークホース、日本代表の澤はコ・ウジ(台湾代表)と共闘戦線を張り一矢報いるも世界の壁を痛感した結果の準決勝敗退となる。

フランス代表のサクラーヌ・フミとアメリカの至宝と呼ばれるナイン・ナイスバディはイングランド代表の"暴走特急"、カズーキー・ヨシダックスのまさかのオウンゴールに巻き込まれ無念の敗退。特にフミの、主審に涙を流しながら再試合を訴える姿は今大会を象徴するシーンと言えるだろう。

そして決勝戦、残るはロシア代表ホラグーチン・カナエフと中国代表リョウ・チャン。今大会屈指の防御力を誇る二人である。

勝負は延長戦までもつれ込む接戦となるも、ほんのひとひらの集中力の差でリョウ・チャンが劇的逆転勝利。カナエフは試合終了直後にピッチに倒れ込んだ。

以下優勝者インタビュー:
「技術も経験も私はカナエフを始め他の選手達より優れているとは思わない。最後に勝敗を分けたのはやはり気迫だと思う。いかに日々を犠牲にし祖国に捧げてきたかの差だろう。しかし来大会のスタートはもう始まっている、次回は防衛王者として、今回よりも過酷な戦いが待ち受けているだろう。休暇?それはまだ先の話だろうな(笑)。」

大会を統括して解説のムラオカ越後氏は語る:
「チャンは今大会は運に助けられた部分が強いが、23年振りとなる完全試合をしたのは評価したい。しかし各選手の実力は均衡している。2連覇は至難の技だろう。加えて若手の台頭や今大会不参加を表明した選手も次回は出場する可能性が濃厚である、楽しみにしていたい。」


次回はどのようなドラマが待ち受けているのだろうか。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。
posted by 820製作所 at 01:18| Comment(1) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

なんか今日は

ちょっとゆるやかに
だいぶやわらかに
かなり確実に

「つばめ」が「つばめ」になっていっています。

それに伴いぼくの中でも自分に対する課題が増えつつあります。

稽古場の雰囲気はとても良く、こんなに一体感を感じられる現場は珍しいのではないかとも思っています。

しかーし、それに依存せず、常にピリッとしたものは持って挑みたいなあと思っているのです。







なんで今日は稽古休みなのにこんな事書いてんだというとね、


ヒマなんです。


今朝9時からバイトだったので8時30分にバイト先に行ってシフト表みたらね、

自分の名前が書かれていたはずのところにね、

修正液がかかっていたの。
データ改ざんされていたの。

その後上司の方が来たから確認したら

「あー電話し忘れたなぁー悪いねー、ハハーン」と。

逆キャン(逆ドタキャン)ですよ。

ハハーンって。

ロックな勤め先だぜ!
大好きだぜ!

いや、こっちに集中できるからすごく有り難いんですけどね。負の感情はゼロですよ、念のため。

明日!
爆発するぞぉー!!


ドアラ!!
ジャビット!!
posted by 820製作所 at 10:03| Comment(1) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

ふと

大江千里さんの 夏休みはーやっぱりーみじかいー という曲を思い出していました。

天気が季節を置いてきぼりにしたような、らしくない日が続いた今年の夏だったが、

時間の流れは待ったなしで日付は9月へ、蝉たちはまた来年へ、ちびたちは新学期へ、ぼくたちの稽古も第2ラウンドへ。

今日の稽古場がひさびさの野毛ということもあって、なんだかそんな予感がする。

ほら、はたのッティ(波田野氏)も「稽古初日に豪雨の日が多い」みたいな事を前に言っていたではないか。

やっぱりラウンド2なんだと思う。まだ雨降ってないし降ってほしくないけど。

そんな事を考えている稽古場への道中。



おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 18:05| Comment(0) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月08日

ふと

「芝居とは何だ?」

と聞かれ、僕は答えることができませんでした。

昨日から、いよいよ稽古が始まりました。

鳥も探しながらその答えも見つけられれば…いいなと思う今日この頃。

加速していきたい。



餃子ベイベー!!!



おおたりょうじ
posted by 820製作所 at 23:21| Comment(0) | 大田怜治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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